2021.5.14

快適なテレワーク環境の構築に必要なシステムの種類と注意点!


働き方改革や新型コロナウイルスの影響により、多くの企業でテレワーク環境の構築が進んでいます。しかし、具体的にどのようなことを進めていけばよいかわからない、といった理由から、まだテレワークの実施に踏み切れていない企業も少なくありません。

総務省では、テレワークを進める際のシステムの選び方や各テレワークのシステムのメリット・デメリット、セキュリティ対策を「テレワークセキュリティガイドライン」としてまとめています。この記事ではガイドラインを参考に、テレワークに最適なシステム環境の構築方法についてお伝えします。

テレワークを実施するシステムの種類

テレワークを実現できるシステム方式には、いくつか種類があります。そのなかでも、利用されることが多い方式を4つ紹介します。

リモートデスクトップ方式

リモートデスクトップは社内PCに遠隔地からアクセスし、リモート操作を可能にする方式です。実際の業務は社内PCをリモート操作することで行なうため、データを社外に持ち出すことなく業務が行なえます。

従来の業務を遠隔地からそのまま実施できる方式であり、比較的容易に実現可能です。インターネットを経由して社内PCに接続しますが、VPN(Virtual Private Network)と併用して通信経路上のセキュリティを確保しながらの利用が多くなります。

しかし、なかにはリモートデスクトップのソリューション単体で、安全な通信経路を確保できるものも登場しています。昔から存在しながらも、時代に合わせて進化し、テレワークを実現する手段として注目されている方式です。

VDI(仮想デスクトップ)方式

VDIはVirtual Desktop Infrastructureの略称であり、仮想デスクトップ基盤を表します。オフィスのサーバー上で提供する仮想デスクトップに遠隔地からログインし、業務を行う方式です。リモートデスクトップと似ていますが、ユーザーが物理的なPCに接続するか、仮想的なデスクトップを利用するかで明確に異なります。

仮想デスクトップはVDIサーバーで一元管理するため、管理が容易なうえに高いセキュリティ強度を持ちます。ただし、VDIの環境は既存のシステム環境を大きく変更する必要があり、VDIサーバー構築などの初期コストがかかります。

クラウド型アプリ方式

インターネットからクラウド上のアプリを利用して業務を行う方式です。業務で使うアプリをクラウドから利用するため、インターネットに接続できる環境であれば場所を問わない点で、テレワーク環境の構築が最も容易といえます。

クラウドサービス利用のコストだけでテレワークを実施でき、設備コストが不要です。ただし、業務データは作業PCとクラウド上に保存されるため、社外から業務を行なう場合は情報漏洩対策などが必要不可欠です。

会社PCの持ち帰り方式

会社で利用しているノートPCなどを自宅に持ち帰って利用する方式です。この方式は社内ネットワークに接続するため、多くの場合VPNを利用します。

テレワークを実現する方式として最もわかりやすく、従来の環境がそのまま利用可能です。しかし、当然持ち運びできるのはノートPCなどに限られるため、デスクトップPCなどでは利用できません。さらに、盗難や紛失による情報漏洩など、セキュリティリスクの高さに注意が必要です。

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