2021.4.22
ゼロトラストとは?テレワーク普及のなか求められるセキュリティ対策

働き方改革や新型コロナウイルスの影響でテレワークは急速に普及しつつありますが、
企業がテレワーク実施時に必須要件として考慮しなければならないのはセキュリティ対策です。
従来は社内で行っていた業務を社外でも行うようになり、セキュリティ対策そのものへの変化が求められています。いま注目されているセキュリティ対策の新しい考え方が“ゼロトラスト”です。
この記事では、ゼロトラスト登場の背景となる企業のセキュリティ環境の変化、ゼロトラストの構築を具体的にどう進めていくべきか、リモートアクセス環境でのセキュリティ対策について解説していきます。
ゼロトラストとは?
はじめに、ゼロトラストとはどういった対策なのか?見ていきます。
“信頼できるものがない”前提のセキュリティ対策モデル
ゼロトラストの歴史は割と古く2010年にForrester Research社が提唱した考え方で、性悪説に基づいたアプローチです。
ゼロトラストは、“すべてのトラフィックで信頼できるものはない”という考えを前提としたセキュリティ対策です。外部からの社内ネットワークへの攻撃だけでなく、社内のトラフィックさえも信頼せずあらゆるセキュリティリスクを対象とします。
続きを読む関連記事
