2021.4.14
リモートデスクトップって何ができるの?仕組みや製品、VDI・VPNとの違いを解説!
リモートデスクトップは遠隔地から社内PCやサーバーなどにアクセスするための技術です。これまでリモートデスクトップが法人利用されることはまれでしたが、 昨今有料の優れた製品が登場していること、新型コロナウイルス感染対策としてテレワークが普及したことから、企業からも注目を集めています。
この記事ではリモートデスクトップの概要からメリット・デメリット、同じくテレワーク実施の手段として検討されるVDI、VPNとの違いについて解説します。
リモートデスクトップとは?
リモートデスクトップとは、社内にあるコンピューターのデスクトップ画面を、ネットワークを介して社外にあるコンピューターに転送して、遠隔操作できる技術です。自宅や外出先から、PCやスマートフォンなどの端末で社内PCにアクセスし、社内と同じ業務を行なえることがリモートデスクトップの強みです。
また、VDIやVPNといったテレワークを実現する方法に比べ、比較的安価で容易に導入できる点が大きな特徴です。
Windowsにはリモートデスクトップ機能が標準搭載されているため、リモートデスクトップ=Windowsのリモートデスクトップと考える人も少なくありません。
しかし、リモートデスクトップ製品は、Windowsに標準搭載されているものだけではありません。現在ではさまざまなメーカーからリモートデスクトップ製品が登場しており、テレワーク環境を迅速に導入できて、高セキュリティということで注目を集めています。なかには、WindowsやMacといったOSの違いを気にすることなくリモートデスクトップを実現できる製品もあります。
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