2022.12.19

【ゼンデュア】「半固体電池」と「ホーム電力システム」。一般家庭でも安全に蓄電できる最新技術

StoryNews編集部

ゼンデュア・ジャパン株式会社

2016年より電力自由化がスタートし、全ての消費者が電力会社や料金メニューを選べるようになりました。一般家庭においては「コストが安い」、「ポイントを貯めやすい」といったものが電力会社選定の基準になるでしょう。

一方、自分自身で蓄電するという方法もあります。エナジーテック分野で急速に成長を続けているゼンデュア・ジャパン株式会社はこのほど、家庭用大容量ポータブル蓄電池「SuperBase V」を開発。2023年春以降に日本市場へ流通させていく予定です。

安全に家に設置できる

「SuperBase V6400」は容量が6,438Wh。これは、おおよそ1人1日分の電力を賄うことができる数値です。また、ポータブル蓄電池としては珍しい無停電電源装置を備えています。急な停電の際も、0秒で給電を切り替える仕組みです。

家庭に大容量蓄電池を設置する上で重要なのは保管場所と安全性です。同製品は横73cm、高さ34.6cm、奥行き44.2cmとなっています。拡張バッテリーは上に積み重ねていくだけなので、スペースを逼迫させることなくスマートに蓄電システムを構築することができます。

安全性に関しては最新技術「半固体電池」を採用。液体と固体の間の半固体電解質を使用するため発火の危険性が低く、液漏れなどのリスクもありません。さらに、従来のリン酸鉄リチウムイオン電池と比べて42%以上のエネルギー密度も実現。衝撃に強くコンパクトなスペックだからこそ、戸建て住宅やマンションの室内にも設置することが可能です。

スマホアプリで電力管理

設置の際はまず、分電盤と「ゼンデュアホームパネル」を接続します。ホームパネルは2つの本体バッテリーにつなげることが可能。本体バッテリーは1つにつき4つの拡張バッテリーを搭載することができます。本体バッテリー2つと拡張バッテリー8つ、最大で10のバッテリーを保有することが可能となります。自宅のソーラーパネルと繋ぐなどして蓄電しておけば、万が一電力の供給がストップしても1家族1週間程度は不自由なく暮らすことができるでしょう。

ユーザーがスマートフォンで家の電力と蓄電をコントロールできるのもメリット。専用アプリで「電力の安い時間帯に蓄電し、高い時間帯に切り替えて利用する」という設定もできます。防災、節電の両対策を実現させた「ホーム電力システム」で、家庭環境に沿った電力管理をすることが可能となります。

「b8ta Tokyo – Yurakucho」に出品中

同製品は2023年1月31日まで体験型ストア「b8ta Tokyo – Yurakucho」に出品中。ゼンデュア・ジャパンでカントリーマネージャーを務める小原祐樹氏は「SuperBase Vは定置型とポータブルの双方の利点を兼ね備えており、家庭用としては非常用電力や電力の自給自足、アウトドアなどが目的となる。また、コンビニなどの商業施設における非常用電力としても活用できるのではないか」とし「電気事業者や蓄電池専門販売店だけでなく、ハウスメーカーや施工店などとも協業して、2023年春以降に販売代理店を通して日本に流通させていく」と今後の方針を話しました。

ひと昔前まで「電気は与えられるもの」という考えが当たり前でした。電力自由化、災害の大型化、電力需給逼迫と大きな変化が起きている昨今。自分に合ったシステムを構築することこそ、まさに真の電力の自由と言えるかもしれません。

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