2022.8.18

【坂東工】バチェラー・ジャパン司会、俳優、アーティスト。多彩なキャリアを持つ男が語る成功の秘訣は「成功を求めない」 

StoryNews編集部

坂東工 大山峻護 桜香純子

「硫黄島からの手紙」などでハリウッド出演を果たす一方、「真田十勇士」や「西郷どん」の衣装製作も手がけた坂東工氏。2017年から始まった大人気リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」シリーズ、「バチェロレッテ・ジャパン」シリーズの司会進行役としても有名です。2018年には株式会社MORIYAを設立し、CEOに就任。多彩なキャリアを積み上げています。アーティスト活動は2011年からスタート。坂東氏の作品は人や場所、コミュニティなどが持つエネルギーを色彩や文字で抽象的に表現する「オーラアート」です。 

さて、表参道のカフェ「ERIC ROSE」では8月3日に、「オーラアート」坂東工ライブパフォーマンスが開催されました。スターバックスの創業メンバーであるエリック・ローズ氏が手掛けたサスティナブルカフェ「ERIC ROSE」表参道店は開店以来、数々のアーティストの作品を展示。そして、展示されたアーティストの多くが飛躍を遂げています。“登竜門カフェ”と名付け、オープンを記念して企画されたのが同イベント。坂東氏は「天使をテーマとした6の作品や、星座をテーマとした12の作品が展示してある。それぞれに仕掛けが施してあり、見て楽しんでもらえれば。エネルギーが生まれて、多くのアーティストやクリエイターが飛躍していく始まりの場所にしたい」と話しました。 

アスリートも肌で感じるオーラ 

イベント当日、坂東氏はモデルを見てその場でパフォーマンス。今回モデルに選ばれたのは、元格闘家の大山峻護氏と、妻の純子さん。坂東氏は大山夫妻と会話を続けながら、感じたままの色や形を描いていました。坂東氏は「大山夫妻のオーラは金色」と語ります。 

大山氏はPRIDEなどに参戦し、数々のアスリートと戦ってきました。グレイシー一族のヘンゾ・グレイシーに判定勝ちを収めた後、弟のハイアン・グレイシーに一本負けを喫した経験も。大山氏は「アスリートだからこそ、感じるオーラがある。ハイアン・グレイシーは戦う前から狂気のオーラを感じた。リングに入場するとき、強烈なオーラを放っていたのは全盛期の桜庭和志さん」とし「目に見えないオーラでも、皮膚感覚で分かる。成長して強くなった選手は心の純度が高まっていると感じる」と、最高峰の舞台で戦ってきた格闘家だけが知るエピソードを披露しました。 

アートというよりエネルギーを提供 

微妙に異なる白で下地を塗り、金をベースとしながら赤や緑の塗料を使ってアートを完成させた坂東氏。大山夫妻も感動した様子で完成を見守っていました。「この3年で400点ほどを描いている。ただ、私はアートではなくエネルギーを提供しているつもり。モデルが発しているものを感覚的に描いている」と坂東氏。 

俳優業、司会、会社経営、アーティストとして幅広く活躍している坂東氏は、一般的に見て成功者として見ることができるでしょう。しかし坂東氏は「成功しようとは思っていない。成功しようと思うことは、成功を遠ざけてしまう。成功する秘訣は、成功を求めないこと」と独自の考えを述べました。「三日坊主でも良い」。感じるままに、自由に活動する坂東氏の人生観が垣間見えます。 

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