2022.5.12

H.265とは? H.264との違いから仕組みや利用する際の注意点までわかりやすく解説


近年のインターネットコンテンツは動画が主体となりました。動画配信サービスだけでなく、テレワーク時のWeb会議や、画面転送技術を用いたリモートデスクトップなど、さまざまなサービスで動画が用いられています。

高品質な動画は容量も大きく、快適に閲覧するためには容量を少しでも削減することが重要です。そのためにさまざまな圧縮方式が利用されていますが、「H.265」についてはご存知でしょうか。

この記事では、H.265の概要からH.264との違い、H.265の仕組みや利用する際の注意点などについてわかりやすく解説します。

H.265とは?

高品質・高圧縮を実現した次世代動画圧縮方式

H.265(MPEG-H HEVC)は動画圧縮の規格(動画コーデック)の一つであり、H.264(MPEG-4 AVC)の後継規格です。ITU(国際電気通信連合)によって2013年に正式に承認されました。

H.265の特徴は、動画を高画質な状態のまま圧縮できる、圧縮率の高さにあります。H.264の2倍の圧縮率を誇り、高画質の動画でもファイルサイズを抑えることが可能となりました。

動画コーデックについて

コーデックとは、データを圧縮・復元するソフトウェアや技術のことを指します。

コーデックの種類は、動画用と音声用で異なり、それぞれ「動画コーデック」「音声コーデック」などと呼ばれています。この動画コーデックと音声コーデックが動画形式(コンテナ)の中に入っているため、動画の再生が実現できます。

H.265やH.264は動画コーデックの種類の一つです。

動画コーデックには、ほかにもVP9などのさまざまな種類が存在しますが、その中でもH.265はトップクラスの圧縮率を誇り、多くのサービスで利用されています。

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