【ワクセル】ワクワクする社会課題解決。多彩な8つの新プロジェクト発表!
ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル(東京都渋谷区)」が1月21日、都内で「2022新プロジェクトメディア発表会」を開催しました。コラボレートによってあらゆる社会課題解決すべく、2021年から始動したワクセル。賛同したコラボレーターは1,000人を突破し、スタートしているプロジェクトも60以上となっています。
発表会当日は2022年注目の新プロジェクトを披露。料理人やeスポーツタレント、アスリートモデル、書道家といった様々な経歴を持つ8人が想いを伝えました。
日本武道館にポール・マッカートニーを
グルテンフリープロジェクトを立ち上げたのは料理人、山崎史雄氏。グルテンに対する免疫反応によって発症する自己免疫疾患「セリアック病」の女性と出会ったのがきっかけ。グルテンフリーのフルコースを提供した山崎氏。女性は初めてレストランでお腹いっぱいになったそうです。発表会ではワクセルで制作したPR動画も公開。親子で楽しめるグルテンフリー料理イベントを企画するなど、今後の展開にも期待が集まります。
ピアノ調律師の宮﨑剛史氏は「ザ・ビートルズ・ピアノ復活プロジェクト」を発足。宮﨑氏は、かの名曲「レットイットビー」でポール・マッカートニーが使用したピアノをメンテナンスしました。「日本武道館で、このピアノで演奏するというビジョンが見えた。ビートルズに影響を受けたアーティストが集まるコンサート。最後にポール・マッカートニーが登場し、1万人を泣かせるイベントができれば」。壮大なプロジェクトが始まりました。
eスポーツに無限の可能性
eスポーツタレントとして活躍しているGENKIモリタ氏はリモートで参加。ワクセルスポンサードのユニフォーム姿で登場しました。GENKIモリタ氏が提唱するのは「eスポーツ×○○」。ゲームだけでなく、英会話や障がい者支援、就業支援などをeスポーツに取り入れていく活動です。市場拡大中の産業。無限の可能性を感じるプロジェクトです。
アプリ開発などを事業とする株式会社3DIの大宮大明代表取締役は、日本のアニメやイラスト技術に着目。「日本のイラストや漫画は世界に誇れる技術。日の目を見ていない絵描きが活躍できる場所を提供したい」と語りました。イラストレーターらが作品を自由に公開できる「E-BOXプロジェクト」で、世界に発信していきます。
アスリートならではの活動も
パラフェンシング日本代表候補でアスリートモデルとしても活動している河合紫乃氏は「障がい者スポーツ支援プロジェクト」に参画。実業団でバドミントン選手として活躍していましたが、股関節の手術の後遺症で両下肢機能不全、左下肢不全麻痺になりました。2018年に車いすフェンシングと出会い、持ち前の運動神経とセンスで瞬く間にトッププレイヤーへ。彼女の経験が存分に生きるプロジェクトです。
フィギュアスケーターで現在はスケートインソール株式会社の代表取締役を務める名取良子氏は、スケートシューズから着想を得て高齢者向けのインソールを開発。「跳ばす技術」を「推進力」に変え、100歳まで表彰台が目指せる社会の実現を目指しています。
JAPANの技術や文化を伝える
名取氏の紹介でコラボレーターとなった赤松親氏はオールメイドインジャパンにこだわるアパレルを展開。縮小傾向の繊維産業を活性化させるため、和紙糸や竹糸といったサスティナブル時代にマッチする素材をチョイスしました。日本のクラフトという意味を込めて設立した会社は「WACRA」。洋服の新たな可能性を模索します。
ニュージーランドと日本のハーフで書道家の舞華氏は「日本文化継承プロジェクト」の一員です。2022年からスタートする同プロジェクトは「音楽」、「絵」、「書道」などのプロフェッショナルが結集。「日本には素敵な文化がたくさんあり、消えるのはもったいない。時代に合わせたコラボレーションで、新しい発信ができれば」と意気込んでいます。
各方面で活躍するプロフェッショナルが、続々とコラボレーターとして参加しているワクセルの活動。そこでつながりが生まれ、新たに見つかった社会課題とワクワクするようなプロジェクトが誕生しています。2年目を迎えたワクセルの今後に、要注目です。